Window11 を中心にマクロを含むファイルが開けなくなったときの対処法

最近、マイクロソフトのマクロに対するセキュリティが厳しくなったらしく、Window11 を中心にメールやWeb サイトからダウンロードなどしたマクロを含むエクセルファイルを開こうとすると、以下のようなメッセージが表示され、開けないときがあります。


その1(その2へ
このようなときは、いったんファイルを終了して、そのファイル名の上でマウスを右クリックして、プロパティを選択してください。

左図の下の方にある「許可する」にチェックを入れて、「OK」ボタンを押してください。再度ファイルを開けば、普通に開けて使用できるようになります。

その2
それでもダメな場合は、以下の作業を行ってください。(初めから、こちらの作業をやっておけばよかった、ということもあるかもしれません。)

① エクセルを開いて、A 図の左上の「ファイル」をクリックします。次に、B図の一番下の「オプション」をクリックします。そして、C図の一番下の「トラストセンター」または「セキュリティーセンター」をクリックします。


② D 図で「トラストセンターの設定」または「セキュリティーセンターの設定」をクリックします。


③ E 図で「信頼できる場所」をクリックします。


④ ここからが重要です。F 図のメニュー画面が表示されます。下にある「自分のネットワーク上にある信頼できる場所を許可する(推奨しません)」にチェックを入れ、「新しい場所の追加」をクリックします。


⑤ G 図のようなメニューが表示されるので、「参照」をクリックして、エクセルファイルが保存されているフォルダを選択します。


⑥H図では、ドキュメント、デスクトップ、ダウンロードなど、たいていのファイルを保存しているフォルダのトップにある「C:¥User」を選択しました。もちろん「C:¥」だけでも構いません。より範囲が広くなります。ドキュメントにだけ保存している場合はドキュメントを選択するだけで良いです。忘れていけないのは、「この場所のサブフォルダーも信頼する」にチェックを入れることです。それをしないとフォルダの下の階層にあるフォルダのエクセルファイルには適用されなくなるので、必ずチェックを入れてください。あとは「OK」を続けてクリックしていけば、マクロがブロックされないでエクセルが開くようになります。